子供のころ、母のドレッサーからそっと口紅を取り出して、まるで玉手箱を開けるようなドキドキした気分になったことを憶えていますか? そして、自分で買った、化粧水から始まってファンデーション、口紅、チーク・・・貴方はあの「ドキドキ」をまだ憶えているでしょうか? 私は母の口紅をちゃんとしまわずに折ってしまったことをとてもよく憶えています。そして母がキャップに詰まってしまった口紅を、 リップブラシで丁寧に、そして惜しむように塗ってお化粧をしていたのも憶えています。それから慈しむように髪をといていた姿も。
そんな私も何時しか化粧をする歳になり、きれいになりたくていろんなものを買い集めました。
化粧水、乳液、アイシャドウ、リップ、チーク・・・・新色が発売されると試さずにはいられないくらい「メイク」に興味を持っていきました。
でも私の肌はあまり強くなかったようです。それに髪も「クセっ毛」で、それがとても嫌で当時流行っていたサラサラのストレートヘアにとても
あこがれ、ストレートパーマ(縮毛矯正)をかけたりもしました。もちろん、完璧なストレートヘアになれるはずもなく・・・・
それでも私は化粧品メーカのカウンターで少しでもキレイに見えるよう、なれるよう色々なものを勧められるままに買っていました。
ある時のこと、とても洗練された化粧品メーカのカウンターで「お手入れ」と「メイクアップ」をしてもらったときのことです。
コットンやティッシュでごしごしと肌を擦られ、「しみる」といっても「はじめのうちだから」と言われ我慢・・・・
楽しみにしていたメイクアップになったときのことです。今思うと肌の調子も悪かったのでしょう。アイシャドーやチークを顔にのせてもらうブラシがチクチクと感じたのです! 「まさか、このメーカーがそんな粗悪なブラシを使っているとは思えないし・・・・」と、またまた我慢しました。
でもある日、「ちょっと高いな」と思いながら、チークブラシとアイシャドウブラシを買ってみました。するとその肌触りのよさにびっくりし、さらに今までうまく入れられなかったチークが、 シャドウがうまく入れられるではありませんか!!
同じ頃、通っている美容室で石けんシャンプーを勧められました。 初めはキシキシするし、なんと言ってもほとんど香りも無いシャンプーに興味が持てませんでした。でも「騙されたと思って」と何度も何度も言われて(仕方なく(?)使いはじめましたが、なかなか馴染めませんでした。でも 気付いたらブラッシングだけで「まとまる髪」になっていたのです! そう、「素」の髪ってこんなに軽かったんだ!と気付いたのです!
とても遅かったと思うのですが、可能であれば「本物」だったり、「体に、肌にいい物」を使うべきということを思い知りました。
広島熊野に行ったとき、こんなお話をうかがうことができました。
とあるメーカー様が広島市内のデパートで店頭販売をしたときのことです。若い女性(多分20歳そこそこだったのでしょう)がものすごく商品選びに迷っていらしたそうです。
おそらく2,3本そろえたかったのでしょう。チークブラシ、パウダーブラシ、シャドーブラシ・・・・
でも1本1本が安いものではないのでそんなに買えない。そこでメーカーの方は、「本物をまず1本買ってみてはどうですか?」
彼女は悩みに悩んで1本、小さなブラシを買っていったそうです。本当は大きなチークブラシなどを買いたかったのでしょう・・・
そして翌日。 再び売り場に現れた彼女は「おっしゃっていた意味がわかりました!今日は友達の分をかっていきます!」と。 本物は裏切りません。本物は貴方の「手」になってくれます。そして心を豊かにしてくれます。
だから
皆さんにも私がめぐり合った「本物」、「体や肌にいい物」を使う喜びをおすそ分けしたくて、このShopを開きました。 どうぞ「本物」の良さを知ってください。そして何時までも心も体も「美しく」ありたいと思い、あり続けてください。
そのお手伝いができたら、とても幸せです。
店主